民生委員・児童委員とは

民生委員制度は、平成29年に100周年を迎えた歴史と伝統のある全国的な制度です。
民生委員は民生委員法により、その設置が定められ、厚生労働大臣から委嘱された非常勤の地方公務員です。給与の支給はなく(無報酬)、ボランティアとして、全国に約23万人、宮崎市では約740人が活動しています。

また、児童福祉法によって児童委員も兼ねており、民生委員・児童委員と呼ばれています。民生委員・児童委員の中には、子どもや子育て家庭への支援を専門に担当する「主任児童委員」もいます。任期は3年間です。

民生委員・児童委員は、住民の皆さんの身近なところで、住民の立場に立って相談を受けるほか、地域住民と関係機関とを結ぶパイプ役として、地域住民の福祉の向上に努めています。

また、民生委員・児童委員は、それぞれの担当区域で、地域の関係機関・団体や福祉協力員の方たちと協力して、地域福祉のネットワークづくりに努めています。

民生委員のマークの由来

mark現在のマークの図柄は、昭和35(1969)年に公募して選ばれたものです。
幸せのめばえをしめす四葉のクローバーをバックに、民生委員の「み」の文字と児童委員をしめす双葉を組合せ、平和のシンボルの鳩をかたどって、愛情と奉仕をあらわしています。

民生委員児童委員信条

○ わたしたちは、隣人愛をもって、社会福祉の増進に努めます

○ わたしたちは、常に、地域社会の実情を把握することに努めます

○ わたしたちは、誠意をもって、あらゆる生活上の相談に応じ、自立の援助に努めます

○ わたしたちは、すべての人々と協力し、明朗で健全な地域社会づくりに努めます

○ わたしたちは、常に公正を旨とし、人格と識見の向上に努めます

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